クレアチンリン酸

クレアチンリン（燐）酸［英 phosphocreatine , creatine phosphate　独 Kreatinphosporsäure　仏 phosphocre′atine］

（別名：ホスファーゲン［phosphagen］）

クレアチンリン酸は脊椎動物のあらゆる筋肉に存在し、エネルギー貯蔵体である。

筋肉収縮と密接な関係を持つ。

筋肉の休止状態ではATPの高エネルギーリン酸結合がクレアチンキナーゼによりクレアチンに移されクレアチンリン酸として蓄えられる。

筋肉が収縮する場合クレアチンリン酸からADPにリン酸が転移し生じたATPが利用される。