基礎代謝量と減量が成立する条件との関係

減量
食事制限(ダイエット)
身体活動(フィジカルアクティビティ)
生活活動
運動(エクササイズ)
「一日に摂取するエネルギー量」を「一日に必要な推定エネルギー必要量」よりも少なくし、過不足となったエネルギー量を体に蓄えられたエネルギー量より消費する。「一日に摂取するエネルギー量」と「一日に身体活動で消費するエネルギー量」の差分を「一日に必要な推定エネルギー必要量」よりも少なくし、過不足となったエネルギー量を体に蓄えられたエネルギー量より消費する。


上記表にて

食事制限および身体活動(生活活動及び運動)にて減量が成立する条件は

■ 食事制限

一日に摂取するエネルギー量 < 一日に必要な推定エネルギー必要量・・・①

■ 身体活動

一日に摂取するエネルギー量 - 身体活動にて消費したエネルギー量 < 一日に必要な推定エネルギー必要量・・・②

となる。

ここで

一日に必要な推定エネルギー必要量=基礎代謝量 × 身体活動レベル・・・③

であるから

①、②式に③式を代入すると

■ 食事制限

一日に摂取するエネルギー量 < 基礎代謝量 × 身体活動レベル・・・④

■ 身体活動

一日に摂取するエネルギー量 - 身体活動にて消費したエネルギー量 < 基礎代謝量 × 身体活動レベル・・・⑤

となる。

④、⑤式において

一日に摂取するエネルギー量並びに身体活動にて消費したエネルギー量及び身体活動レベルを一定と仮定すると

基礎代謝量が大きいほど

減量効果が大きく、減量が成立する条件を満たしやすくなる。