身体活動によるエネルギー消費は、運動によるものと、日常生活活動が該当する非運動性身体活動によるものの、大きくふたつにわけることできる。
個人差はあるが標準的な身体活動レベルの人の総エネルギー消費量(24時間相当)のうち、身体活動によって消費するエネルギー量は約30%を占める。
総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成される。
そのうち、基礎代謝量は体格に依存し、食事誘発性熱産生は食事摂取量に依存するため、個人内での変動はあまり大きくない。
総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まる。
身体活動量は、運動によるものと、日常生活活動によるものの、大きく二つに分けることができる。
身体活動量に占める両者の割合は、運動を習慣的に行なっているかどうかによる。
ただし運動を習慣的に行なっていなくても、日常生活活動などによる身体活動が多い場合もあるので、一概に運動を習慣化しているほうが身体活動量が多いとは言い切れない。
1回の身体活動で消費されるエネルギー量は、体格・活動強度・活動時間によって決まる。
また身体活動中にエネルギー源として使われる糖と脂肪の割合は活動強度によって変化し、身体活動強度が低いと脂肪を使う割合が増え、身体活動強度が高いと糖を使う割合が増える。
ただし身体活動後も身体を回復させるために代謝亢進は続いている。
その際に高い活動強度で身体活動を行なった後は、活動中に使われた糖を肝臓や筋肉に補填するため、より多くの脂肪が使われている。
身体活動によってどのくらい脂肪を燃焼したかは、活動中だけでなくその後の回復時にどのくらい使われたのかも併せて考える必要がある。
個人差はあるが標準的な身体活動レベルの人の総エネルギー消費量(24時間相当)のうち、身体活動によって消費するエネルギー量は約30%を占める。
総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成される。
そのうち、基礎代謝量は体格に依存し、食事誘発性熱産生は食事摂取量に依存するため、個人内での変動はあまり大きくない。
総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まる。
身体活動量は、運動によるものと、日常生活活動によるものの、大きく二つに分けることができる。
身体活動量に占める両者の割合は、運動を習慣的に行なっているかどうかによる。
ただし運動を習慣的に行なっていなくても、日常生活活動などによる身体活動が多い場合もあるので、一概に運動を習慣化しているほうが身体活動量が多いとは言い切れない。
1回の身体活動で消費されるエネルギー量は、体格・活動強度・活動時間によって決まる。
また身体活動中にエネルギー源として使われる糖と脂肪の割合は活動強度によって変化し、身体活動強度が低いと脂肪を使う割合が増え、身体活動強度が高いと糖を使う割合が増える。
ただし身体活動後も身体を回復させるために代謝亢進は続いている。
その際に高い活動強度で身体活動を行なった後は、活動中に使われた糖を肝臓や筋肉に補填するため、より多くの脂肪が使われている。
身体活動によってどのくらい脂肪を燃焼したかは、活動中だけでなくその後の回復時にどのくらい使われたのかも併せて考える必要がある。